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アウトドアブランドのセレクトショップSORA(ソラ)

こんにちは。

 

夏のような暑さが出てきて、『短パン』と『サンダル』が心地良い。

「これはもうワイの季節やで。」と言いつつ、

一年中『短パン』と『サンダル』を身に付けているSORA南船場店の森です。

 

【過去のコラム】

さんだる日和 vol.1

さんだる日和 vol.2

 

いやはや、2回続けてワラーチ作りを見て頂いたわけですが、

これでは普段から職人のようにサンダルを作っている印象が付きそうなので、

今回は私がまだ「シューズ」を履いて走っていた頃のお話しです。

(私だってシューズくらい持っているのです。)

 

 

さて、皆様は『隠岐の島』をご存知だろうか。

島根県の本土から日本海側に約80㎞の位置に浮かぶ、多くの島からなる諸島。

大きくは知夫里島・中ノ島・西ノ島からなる「島前」と、一つの大きな島の「島後」に分かれ、

それぞれの島にそれぞれの文化を有する離島である。

古くは旧石器時代の打製石器の製作所の遺跡が残っている事でも有名で、

文献上では後鳥羽上皇、後醍醐天皇が流された土地としても有名。

 

また、ユネスコにより世界ジオパークに認定されており、

豊かに残る自然に加え、古代から現代に受け継がれる生活の営みこそ

『日本の記憶が息づく島』と呼ばれている。

 

そして、毎年恒例となっている大イベント

『隠岐の島ウルトラマラソン』

本来、私も2年越しで参加を予定していたが、コロナの影響で中止となってしまった。

なので、今回の「サンダル日和」では、過去のウルトラマラソンの軌跡と、

隠岐の島の魅力を少しだけご覧頂こう。

 

 

2013年、初めて隠岐の島に上陸。

島後には嫁の母方の実家があり、結婚の報告なども含めての渡航であった。

とにかく島の人は温かい。初めて会う人とは思えない程に緊張感が無く、

常に私をもてなそうとしてくれる。

これが隠岐の島民たちが持つ文化であり、魅力的なホスピタリティ。

 

次に訪れたのが2015年。

子供が生まれた事を伝えに島に渡り、3日ほど滞在して帰り道の事、

島中に「隠岐の島ウルトラマラソン」開催を彩る横断幕や観覧席が目に入った。

また次の日がレース当日であった為、足慣らしに走るランナーの姿もちらほらり。

それを見て軽い気持ちで「来年出てみようかな。」と言ったが最後、

空港に送り届けてもらうまでの軽自動車の中で大騒ぎになり、

白けさせられない空気になったのか、自身の挑戦心・楽しみが増えたのか、

次回の初参加を決めた瞬間であった。

 

 

チャレンジは勿論100㎞。

2016年 第11回 完走[11:34:08]

2017年 第12回 完走[11:09:12]

 

特別高い山があるわけではないが、そのコースのほとんどがアップダウン。

気温が高くなる事もあったし、雨が降った事もあった。

なのに完走率が非常に高いのが面白い。

その要因は実に、島民の「ホスピタリティ」である。

 

朝の5時スタートから多くの島民や、外から来た応援団が笑顔で手を振り、応援してくれる。

それが上記のコース中いたるところで見られるワケだ。

ボランティアの中高生(もちろん島民)が、走ってくるランナーのゼッケン番号を読み上げると、

その先の応援席で控える島の皆さんがランナーリストでその番号を探し、

大声で名前を呼んで応援してくれるのだ。

特に疲れが出る後半戦では、その応援が身体を動かす原動力となる。

 

これは初めて参加した時!

親戚が作ってくれた横断幕を持って、転々と移動しつつ応援してくれた。

この時はまだ私もRUNにまじめで、きちんとTNFのランウェアを着ていたなぁ。

 

そこそこの大所帯。チームTシャツも親戚の手で作られた物。

 

もちろん子供用も。笑

よく見ると『森』の漢字を上手くもじってくれているのである。

 

これは2度目の参加時。

基本的には孤独なレース展開であるため、沿道の応援が一層嬉しい。

そして、まだ靴を履いている。(adidas / Japan Boostが相棒だった。このレースまでは。)

 

90㎞地点の集合写真。

直立真顔で中心に立つのが森である。

実はこの時、3カ月前にくるぶしが無くなるほど腫れ上がるひどい捻挫をし、

治療無しで放置していた箇所が痛み出したのだ。

更に左足の小指の第一関節より先が全て血豆になって水を含んで腫れ上がっていた。

その血豆はここを出て3分後、シューズ内で弾け飛び、激痛と不快感でいっぱいに…

けど、なんやかんやで完走できるのがこのレースの楽しくも面白い所である。

 

その結果、隠岐の島の広報誌(2017年8月号)の表紙に。

親戚はもちろん、家族も喜んでくれるサプライズだったなぁ。

今でも良い思い出としてとってあるのは言うまでもない。

 

さて、マラソントークが長引いたが、島の人の元気をくれる掛け替えの無い温かみ「ホスピタリティ」は

今後も自身だけではなく、皆様に味わって頂きたいものである。

 

そして味わって頂きたいのは他にもある。

『食』だ。

自然豊かな山が育む「山の幸」はもちろん、

海流が入り乱れる日本海の「海の幸」は、絶品中の絶品だ。

店に食べに行ったことは無いが、家庭で振舞われる料理の鮮度がすごい。

むしろこれだから良いのである。家庭料理にこそ、その真髄があるのだ。

 

どうだ!

これ以上の贅沢がどこにあるというのだ!

中央にはアワビ、左端に転がっているのはサザエだ。都会で食ったらどれほどのものか!

以前に訪れた際、海で遊んでいた時に親戚の男の子が、採ってきたばかりのアワビのワタを取って、

海水で濯いだものを手渡してくれた事があった。もちろん食う為だ。

画像には収め損ねたが、このあとマグロのかぶとまで登場したわけで、

本来思い描くBBQとは一味違ったもの達が、網の上で音を立て、磯の香りを放ちながら焼けてゆく。

何よりこのほとんどが近所のお裾分け等で手に入るのだから有り難い。

 

アワビの刺身にビール!

 

そういえばまたマラソンの話に戻るのだが、レース前半20km地点を越えたあたりに、

朝ごはんエイドがあった。そこではサザエの炊き込みご飯のおむすびや、新鮮な刺身などが並んでいた。

他にも焼肉をやっているエイドでは、松阪牛や神戸牛の元となっている「隠岐牛」が、

これまた網焼きで炭火の上で踊っており、シンプルに塩コショウで頂いたのも思い出す。

レースというよりも島を楽しむイベントのようだった。

 

 

魚介に肉、何を食べてもうまいのは伝わっただろうか。

加えて記憶に残った食べ物をもう一つ。

「ちまき」だ。

御歳90を越えるおばあさん(親族)が家の手前の山に颯爽と入ってゆき、

適度な大きさの笹の葉を集めて帰ってくる。

それを水にさらしてから準備していた餅を5枚の笹で綺麗に包んでゆく。

森もやってみたが、うまくいかないもんだね…

後はこれを蒸し上げると出来上がり。

自家製の黒蜜をかけて頂くわけだ。

隠岐の食、恋しいですなぁ。

 

 

 

さて、最後は自然!

日本古来の風景が残る島には、とても広い牧場がある。

空港の滑走路の横、開けた台地、牛や馬が至る所で放牧されているのだ。

ポニーもいるぜ。

 

そして隠岐の島名物「牛突き」の牛も、時期によっては空港で繋がれて展示されている。

チャンピオン牛。

 

毛艶もよく、角も立派!王者の風格!

とにかくでかいぜ!

この巨体がぶつかり合う姿を一度見てみたいものだ。

流刑にあって失意の後鳥羽上皇を楽しませたと言われる牛突き。

この頃にはすでに、島民はホスピタリティに溢れていたんだね。

 

飛行機から見下ろす隠岐諸島。

 

空港到着直前。

 

空港から街へ降りる一本道。

 

岸壁が多い。

意外と透明度の高い海と、食べると意外とうまい小さな巻貝「ニイナ貝」

塩ゆでが一番おすすめだ。

 

他にも…

冷たくておいしい湧き水だってある。

 

樹齢600年の超BIGな杉だってある。

 

 

まだまだ色んなマリンスポーツやトレッキングなど、

アクティビティも充実している隠岐の島。

今はまだコロナの影響で島を訪れる事はできないが、

近い将来、必ずまたここで心を洗う日が来るのを楽しみにしている。

 

もちろん、この綺麗な島でまたウルトラマラソンにも挑戦したいしね。

 

 

 

 

 

 

 

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